ステロイド離脱療法とは?
炎症を抑える作用や、細胞の繊維化を防ぐ働きがあります。以前は慢性肝炎の治療に使われていましたが、副作用が強いために、使用されなくなりました。
【ステロイド離脱療法の原理】
GPT値が高いB型慢性肝炎の患者(免疫の働きで肝細胞に炎症が起きている患者)に、ステロイドを3〜4週間継続して投与します。
その後、投与を中断します。
ステロイドで抑えこまれた免疫反応が、亢進し、B型肝炎ウイルスを肝細胞ごと破壊してしまうのです。
【インターフェロンとの併用】
ステロイド離脱療法の注意点は、ステロイド中止後の重症化です。
肝炎の悪化が予定の範囲内であれば、インターフェロンを併用して治療効果を高める工夫がなされます。
しかし、予想以上に重症化した場合、ステロイドを再投与することが必要になります。
【行なってはならない患者】
ステロイド離脱療法は、患者自らの免疫力で、ウイルスを肝細胞ごと破壊する療法です。
患者には、治療の負担に耐えられる予備能力が必要になります。
B型慢性肝炎であればどんな人でも行なえるわけではありません。
ステロイド離脱療法は、肝硬変や、肝硬変に近い患者には、使ってはなら治療法です。
黄疸(おうだん)がある人、過去に黄疸ができたことがある人、GOT値がGPT値よりも高い人、AFP値が高い人などは、適応外になります。
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