食道静脈瘤について
肝硬変になると、肝細胞の中にできたたくさんの結節によって、血流が阻まれます。阻害には、門脈の側に抵抗が起きる場合と、感情脈側に抵抗が起きる場合があります。
肝硬変では主に、肝静脈側に抵抗が起きます。
行き場を失った門脈血は、静脈を通って、食道のまわりや食道粘膜の下を静脈に流れ込みます。
いく過程で、食道粘膜の下に拡張した血管の“こぶ”ができるのが“食道静脈瘤”です。
【破裂の危険性】
食道は、食べたものが通っていく場所です。
粘膜を隔てただけの場所に静脈瘤(こぶ)ができると、血管が破れた場合には大出血を引き起こします。
食道静脈瘤の破裂は、大量出血を引き起こし、死の危険があります。
前に即死してしまうようなケースは、ようです。
食道静脈瘤の破裂による大量出血は、頻繁に起きるようなものではありません。
出血が続いて、これが肝性脳症の原因になる例のほうが少なくないようです。
グロビンというタンパク質は、タンパク質よりも腸の中でアンモニアを発生しやすいのです。
そのアンモニアが脳に作用して、肝性脳症を引き起こしてしまう可能性がのです。
【治療するには?】
肝硬変と診断された患者の厄70%に食道静脈瘤が認められるそうです。
アルコール性肝硬変ではその半分、ウイルス性肝硬変では1が出血や破裂にといわれています。
●食道静脈瘤硬化療法(EIS)
内視鏡で静脈瘤に針を刺して、静脈瘤を固める薬を注入します。
●食道静脈瘤結札紮術(EVL)
内視鏡の先端で静脈瘤を吸引し、輪ゴムで縛ります。
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