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癌以外の腫瘍

肝臓にできる腫瘍には、癌以外にもいくつかあるようです。

【肝硬変をともなうもの】

線腫様過形成(せんしゅようかけいせい)
これは将来、癌になる可能性があります。
線腫様過形成は、慢性肝炎や肝硬変を起こしている肝臓に発症します。
通常の結節にくらべて大きく、直径1cm以上もあります。

●異種線腫様過形成
線腫様過形成と肝臓の中に悪性細胞のようなものが発生する病気です。
細胞内に脂肪を蓄積しているので、超音波検査を行なうとはっきりとわかるそうです。

【肝硬変をともなわないもの】

肝細胞線腫
正常な肝細胞が集まってできた良性腫瘍です。
経口避妊薬の服用者に見られるそうです。
腫瘍が破裂する危険があると判断した場合、外科手術で切除します。
腫瘍で、発熱や体重の減少で見つかるそうです。
非ステロイド抗炎症薬で消失します。

限局性結節性過形成
肝硬変のない肝臓の、表面の近くにできるものです。

結節性再生成過形成
肝臓の全体に、直径数ミリの結節が広がるものです。
結節だけが生まれ、繊維化が見られないので、肝硬変ではありません。

限局性脂肪化
肥満者やステロイドを服用中の女性に見られる、部分的な脂肪肝です。
肝臓の一部に起きた血流の異常が原因と考えられています。
肝硬変をともなうことも、ともなわないことも腫瘍です。
血流が豊富なので、エコー検査をすると見えるそうです。
検査をするときの状態によって、エコー像が変化することから、“カメレオン・サイン”と呼ばれています。


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