ヘモクロマトーシスについて
ヘモクロマトーシスは、肝臓だけの病気ではありません。肝臓・膵臓(すいぞう)・心臓に鉄が沈着する病気が“ヘモクロマトーシス”です。
鉄の過剰症です。
ほとんどは遺伝的な体質が原因といわれています。
腸の中で鉄が異常に吸収された結果だと思われます。
輸血を何回も受けたり、お酒(とくに赤ワイン)を大量に飲んだりしていても発症する場合がようです。
【ヘモクロマトーシスは男性に多い】
ヘモクロマトーシスは、男性に多い病気です。
その多くは、40歳以降に発症するようです。
かというと、女性は月経で出血するため、大量の鉄分が失われてしまうからです。
鉄の過剰症なので、鉄がなくなりやすい女性はなりにくい、というわけです。
女性は鉄分がなくなりやすいので、鉄欠乏症になってしまいがちです。
そのため、女性は男性よりも鉄分をなければなりません。
鉄・銅などの重金属の代謝も行なっています。
ヘモクロマトーシスになると、色素沈着によって皮膚が黒ずんだり、手の指が変形したりします。
肝硬変や糖尿病を合併することもあります。
発症率も高くなるといわれています。
ヘモクロマトーシスと診断された場合、鉄を排出する薬を服用したり、瀉血療法(しゃけつりょうほう)を行なったりします。
【赤ワインと鉄分】
赤ワインは鉄分を多く含みます。
1ボトル(750ml)に含まれる鉄分は、4.5mgもあります。
鉄4.5mgは、所要量の半分近くにもなります。
男性が毎日赤ワインを飲み続けると、ヘモクロマトーシスになりやすいというわけです。
女性は、赤ワインを適度に飲むのは良いと思います。
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